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生ごみ処理機の電気代を抑える使い方:水切り・モード・予約運転

メーカーの取扱説明書が案内している省エネのコツをまとめます

電気代を抑える基本は、生ごみの水を切り、小さく切ってから入れることです。パナソニックとシマは省エネのためにこれを案内しており、シマは処理時間が短くなり電気の使用量も少なくなるとしています。量や乾きやすさに合ったモードを選ぶこと、1回ずつ運転する機種ではある程度まとめて処理すること、予約運転で深夜電力の時間帯に動かすことも、機種や電気の契約によっては効果があります。

この記事の要点

  • 水を切り、小さく切ってから入れると処理時間が短くなる。シマは電気の使用量も少なくなるとしている
  • 量や乾きやすさに合わせて短いモードを選べる機種がある。乾きにくいものは標準的なモードで
  • 1回ずつ運転する機種では、少量をそのつど処理するより1日分をまとめて処理するほうがよいとする案内がある
  • 予約運転で深夜電力の時間帯に動かせる機種がある。安くなるかは電気の契約しだい
  • 入れすぎは乾燥効率を下げ、においの原因にもなる。上限を守る

生ごみ処理機の電気代は、機種だけでなく使い方でも変わります。この記事では、メーカーの取扱説明書や公式情報が案内している、電気代を抑える使い方を整理します。電気代の目安と費用全体の考え方は「購入費・電気代・消耗品を分けて考える費用の見方」にまとめています。

1. 水を切り、小さく切ってから入れる

もっとも多くのメーカーが案内しているのが水切りです。

  • パナソニック 家庭用生ごみ処理機 MS-N53XDの取扱説明書は、省エネのために、生ごみを水切りして処理すれば処理時間を短くでき、大きな生ごみは細かく切ることも大切だとしています。
  • シマ パリパリキュー PPC-15とライト PCL-35の取扱説明書は、生ごみの水分を切り、小さく切り分けることで処理時間が短くなり、電気の使用量も少なくなると説明しています。
  • loofen 家庭用生ごみ乾燥機 SLW01は、効率的な乾燥のために、なるべく水分を切った状態で入れるよう案内しています。ぶどうやトマトなど水分の多いものをそのまま入れると、乾きにくい場合があるとしています。
  • 苫小牧市の案内も、水分が多いと処理に時間がかかるとして、よく水切りするよう呼びかけています。

水切りネットの種類にも注意します。PPC-15の取扱説明書は不織布や収縮性のあるストッキングタイプでは乾燥効率が悪くなる、PCL-35の取扱説明書は不織布の水切りネットは乾燥効率が悪くなるおそれがあるとしています。使う水切りネットの種類も確認しましょう。

2. 量と生ごみの種類に合ったモードを選ぶ

1回ずつ運転する機種には、量や乾きやすさに合わせてモードを選べるものがあります。短いモードで足りるときは、そちらを選ぶと運転時間を短くできます。

機種 モードの選び方(メーカーの案内) 電気代・時間の目安(メーカー公表)
パナソニック MS-N25 量が多いときは標準モード、少ないときはクイックモード 標準 約6時間・約28円、クイック 約4時間・約19円(1回あたり)
シマ パリパリキュー PPC-15 乾きにくいもの・しっかり乾かしたいときはMAX、野菜くずなど乾きやすいものはハーフ MAX 約33〜52円、ハーフ 約19〜26円(1回あたり)
シマ パリパリキュー ライト PCL-35 バスケットの6割以上や乾きにくいものは標準、6割以下で乾きやすいものは少なめ 標準 約25〜30円、少なめ 約14〜17円(1回あたり)
パナソニック 家庭用生ごみ処理機 MS-N53XD スピーディーに処理したいときは標準、においの強いものはソフト乾燥 約700gで標準 約35円、ソフト乾燥 約42円(1回あたり)

パナソニックとシマの電気代は、電力料金の目安単価31円/kWh(税込)で計算されています。この単価は全国家庭電気製品公正取引協議会が定めた目安で、実際の電気代は契約している電力会社や料金プランで変わります。

短いモードで乾燥が足りないと、もう一度運転が必要になることがあります。乾きにくいものは、メーカーの案内どおり標準的なモードを選んでください。

3. 1回ずつ運転する機種は、まとめて処理する

パナソニック 家庭用生ごみ処理機 MS-N53XDの取扱説明書は、省エネのために、毎食後の少量の生ごみをその都度処理するよりも、1日分をまとめて処理するほうが時間的・経済的にも効果的だとしています。同じ取扱説明書は、生ごみが出たらその都度処理機に入れておき、処理容器の中で腐らないよう早めに処理するよう案内しています。まとめるのは運転で、生ごみを長く置いておくことではありません。苫小牧市の案内も、量にもよるが1日分まとめて処理機に入れると経済的としています。

PPC-15の取扱説明書は、処理量が少ないときはバスケットの底が見えないように生ごみをすきまなく入れる、上部を平らにするといった入れ方で乾燥の効率が上がるとしています。PCL-35の取扱説明書は、生ごみの中心をへこませることで乾燥の効率が上がるとしています。

ただし、まとめるといっても上限は守ってください。

4. 予約運転で深夜電力の時間帯に動かす

1回ずつ運転する機種の多くには、運転の開始を遅らせる予約機能があります。

  • パナソニック 家庭用生ごみ処理機 MS-N53XDとMS-N25の取扱説明書は、予約タイマーで夜間に処理すれば深夜電力の時間帯を使えるとしています。ただし、時間帯別の電気料金の契約で深夜電力の時間帯に使う場合の話で、契約内容は電力会社に確認するよう注記しています。
  • PPC-15の取扱説明書は、3時間後に運転を始める予約で深夜電力の時間帯を利用しやすくなり、電気代の節約にもなるとしています。PCL-35の取扱説明書も、深夜電力などに合わせて3時間後に始める予約ができるとしています。

時間帯によって単価が変わらない料金プランでは、予約運転で電気代は変わりません。自分の家の電気の契約を確認してから使い分けてください。

5. 常時運転型・ハイブリッド式・電気を使わない機種の場合

  • loofen 家庭用生ごみ乾燥機 SLW01は、内部が50℃に達するとヒーターを止めて送風モードに切り替え、庫内の熱で乾燥を続けて消費電力を抑えるしくみです。ドアを閉めたまま8時間たつと、自動で送風モード(10W)に切り替わります。1回に入れる量は150〜300g前後が目安で、一度に入れすぎると乾燥効率が下がるとしています。
  • ナクスル(NAXLU) FD-015Mは、自動の節電機能を備え、使っていないときの電力を大きく減らすと販売元が説明しています。電源は常に入れたままで、1日の投入量は1kgまでです。
  • エコ・クリーン 自然にカエルS SKS-101は電気を使わないため、電気代はかかりません。

6. 入れすぎない

入れすぎは、乾燥の効率やにおいに影響します。loofen 家庭用生ごみ乾燥機 SLW01は、一度に入れすぎると乾燥効率の低下やにおいの発生につながり、フィルターの寿命を縮めるおそれがあるとしています。上限は機種ごとの取扱説明書で確認してください。

よくある質問

電気代がいちばん安い使い方は?

機種によって違いますが、共通しているのは水切りです。そのうえで、量に合ったモードを選び、1回ずつ運転する機種ならある程度まとめて処理するのが基本です。

夜に動かせば電気代は安くなる?

時間帯によって単価が変わる料金プランで、安い時間帯に動かす場合だけです。料金プランによっては変わりません。契約内容を確認してください。

クイックモードや少なめモードばかり使ってもよい?

量が少なく、乾きやすいものなら短いモードで足ります。ただし、量が多いときや乾きにくいものは、メーカーの案内どおり標準的なモードを選んでください。パナソニックの取扱説明書は、でんぷん類などを一度に多く処理すると乾燥が不十分になったり、においの原因になったりするとしています。

次にすること

  1. 水切りネットの種類と、生ごみの水の切り方を見直す
  2. 使っている機種のモードの使い分けと上限を、取扱説明書で確認する
  3. 電気の料金プランを確認し、予約運転を使うか決める

参考情報

に確認した内容です。価格や条件は変わることがあるため、購入前に公式情報をご確認ください。

誤りがあった場合の訂正方針

条件が整理できたら、同じ項目で比べる。

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