生ごみ処理機の使い始め:届いてから最初の投入までの準備
置き場所、フィルターや基材のセット、試運転、慣らし期間を機種別に
使い始める前に、取扱説明書の設置条件どおりに置き場所を決め、付属品を確認します。乾燥式は脱臭フィルターのシールをはがして取り付ける、消臭炭をセットする、試運転で温風を確かめる、といった準備がある機種があります。バイオ式やハイブリッド式は、基材を入れて水を加え、24時間ほどおいてから生ごみを入れる機種があり、最初の1週間は量を減らして慣らすよう案内している機種もあります。
この記事の要点
- 最初に、取扱説明書の設置条件(水平な場所、壁や天井とのすき間、コンセント)どおりに置き場所を決める
- 乾燥式は、脱臭フィルターのシールをはがす、消臭炭を入れるなどの準備がある機種がある
- 試運転で温風や排気を確かめるよう案内している機種がある
- バイオ式・ハイブリッド式は、基材を入れて水を加え、24時間ほどおいてから生ごみを入れる機種がある
- 最初の1週間は量を半分程度にして慣らすよう案内しているバイオ式がある
この記事の目次
生ごみ処理機が届いたら、すぐに生ごみを入れたくなりますが、多くの機種には使い始める前の準備があります。たとえば脱臭フィルターのシールをはがさずに運転すると、故障などの原因になるとメーカーは注意しています。
この記事では、届いてから最初に生ごみを入れるまでの準備を、メーカーの取扱説明書をもとに機種別に整理します。実際の手順は、お使いの機種の取扱説明書に従ってください。
すべての機種に共通する準備
1. 付属品を確かめる
取扱説明書の付属品の一覧と照らし合わせます。たとえばパナソニック MS-N25には消臭炭、シマのパリパリキューには水切りネット(15枚入り)、パリパリキュー ライト PCL-35には専用マットが付いています。
2. 置き場所を決める
取扱説明書の設置条件どおりに置きます。
- 水平で安定した場所:パナソニック 家庭用生ごみ処理機 MS-N53XDやMS-N25は、本体を水平に設置するよう案内しています。
- すき間:パナソニック 家庭用生ごみ処理機 MS-N53XDは本体の上に60cm以上・壁などから5cm以上、シマ パリパリキュー PPC-15とPCL-35は壁などから20cm以上離し、上面を開けておくよう案内しています。
- 排気口をふさがない:MS-N25の取扱説明書は、排気口が物でふさがれていないかを確認するよう案内しています。
- 結露に注意:シマの取扱説明書は、排気で冷えた壁や窓が結露していないか確認するよう案内しています。
置き場所の測り方は「狭いキッチンに置く生ごみ処理機」、屋外に置く場合は「ベランダ・屋外に置くときの条件」で説明しています。
乾燥式の準備
パナソニック MS-N25:消臭炭をセットする
MS-N25の取扱説明書は、使用する前に、ふたを開けて消臭ケースを取り出し、底面のカバーを外して消臭炭を入れ、カバーを付けて本体に戻すよう案内しています。消臭炭による汚れに注意するよう書かれています。準備ができたら、電源プラグを差し込み、本体背面の電源スイッチを入れます。
パナソニック MS-N53XD:設置とアース工事は販売店に頼む
パナソニック 家庭用生ごみ処理機 MS-N53XDの取扱説明書は、本体の設置を販売店か工事店に依頼し、アース工事も販売店に依頼するよう警告しています(工事費は本体価格に含まれません)。屋外に置く場合のアース(接地)工事は法的な有資格者が行い、アース付き防雨形コンセントの工事は電気工事士が行うとしています。自分でアースをつないだり、コンセントを工事したりしないでください。フィルターの取り付けや、利用者が行う空運転の手順は書かれていません(設置した人が運転を確認してから引き渡す手順があります)。
シマ パリパリキュー:フィルターのシールをはがして試運転
PPC-15とPCL-35の取扱説明書は、使う前に脱臭フィルターの装着と試運転を行うよう案内しています。
- 処理室(PCL-35は処理容器)の中の付属品をすべて取り出す
- フィルターカバーを外し、脱臭フィルターのシールを必ずはがして取り付ける(シールは劣化を防ぐために貼ってある。はがさずに使うと感電・火災・故障の原因になると注意している)。PCL-35は、フィルターカバー大を「しめる」の位置まで回してロックする
- バスケットなどを取り出し、何も入っていない状態で試運転する
- 温風や排気が出ていることを確かめて、電源を切る(PCL-35は運転開始から30分後に温風を確認)。やけどのおそれがあるため、PPC-15は排気口から離れた位置に手をかざして確かめ、運転中は排気口の周り(PCL-35は本体)に触れない
PPC-15の取扱説明書は、フィルターの作業で中の活性炭の粉がこぼれるおそれがあるため、屋外やごみ箱の上で作業するよう案内しています。また、シマのバスケットは水切りネットをかぶせてシンクに置き、三角コーナーの代わりに使えるとしています。
loofen SLW01:フィルターの準備とバスケットのセット
loofen 家庭用生ごみ乾燥機 SLW01の取扱説明書は、使用前に活性炭フィルターケースを開けてフィルターを取り出し、シール(上下4枚)をはがして戻すよう案内しています。そのうえで、バスケットのビニールを外して本体に入れ、活性炭フィルターケースを本体の背面に取り付けます。
注意
loofen の活性炭フィルターと専用バスケットカバーは、取扱説明書の内容物の一覧には載っている一方、公式ストアでは「本体の付属品ではなく特典として送る」と案内されています。購入先によって同梱の有無が違う可能性があるため、届いたら中身を確認してください。
バイオ式・ハイブリッド式の準備
ナクスル FD-015M:バイオ材と水を入れて24時間待つ
ナクスル(NAXLU) FD-015Mの販売元は、初期設定として、次の手順を案内しています。
- バイオ材をすべて入れる
- 電源をコンセントにつなぐ(電源ランプが点灯)
- コップ4杯(800ml)の水を入れる
- バイオ材が活性化するまで24時間かかるため、丸一日たってから生ごみを入れる
電源は常に入れたままにします。ふたを開けると土のようなにおいがすることがありますが、バイオ材のにおいで不具合ではないと説明しています。
エコ・クリーン 自然にカエルS:チップ材の準備と慣らし運転
エコ・クリーン 自然にカエルS SKS-101の使い方マニュアルは、次の手順を案内しています。
- 処理機にチップ材(8L入り2袋)を直接入れ、全体がなじむようにかき混ぜる
- コップ2杯程度の水を、混ぜながら少しずつ加える
- セットしてから24時間は、生ごみを入れずにかき混ぜだけを行う(数時間おきに4〜5回)
- 使い始めから1週間ぐらいは、決められた量の半分程度を入れて慣らし運転をする
予備のチップ材は入っていないため、交換の時期に購入する必要があります(使い方マニュアルは4〜5か月に1回の交換としており、メーカーのQ&Aは4〜5か月ごとに半量を入れ替えるとしています)。組み立ては必要ありません。
最初の1週間に気をつけること
- 量を控えめにする:バイオ式は、基材の微生物が慣れるまで量を減らす案内があります。乾燥式でも、上限を超えないことが基本です。
- 水をよく切る:どの方式でも、水切りが処理時間やにおいに関わります(「電気代を抑える使い方」)。
- 入れてはいけない物を確認する:機種ごとに違います(「手入れ・入れてはいけない物・処理後の扱い」)。
よくある質問
届いてすぐに生ごみを入れてもよい?
機種によります。乾燥式でもフィルターのシールをはがす、試運転をするといった準備が必要な機種があり、バイオ式・ハイブリッド式は基材の準備に24時間ほどかかる機種があります。取扱説明書の「使う前に」の項目を先に確認してください。
フィルターのシールをはがし忘れたらどうなる?
シマの取扱説明書は、運転後に処理室の内側が結露している場合はシールのはがし忘れが考えられるとして、シールをはがしてから再度試運転を行い、改善しなければ販売店や相談窓口に問い合わせるよう案内しています。シマの取扱説明書はシールをはがさずに使うと感電・火災・故障の原因になる、loofen の取扱説明書は故障などの原因になるとしています。気づいたら運転を止め、取扱説明書の手順を確認してください。
最初ににおいがするのは故障?
ナクスルの販売元は、ふたを開けたときの土のようなにおいはバイオ材のにおいで不具合ではないと説明しています。それ以外のにおいや、気になる異常がある場合は、取扱説明書の「故障かな?」の項目を確認し、メーカーの窓口に相談してください。
次にすること
- 届いたら付属品を確かめ、取扱説明書の「使う前に」の項目を読む
- 設置条件どおりに置き場所を決める
- フィルター・消臭炭・基材の準備と試運転をしてから、最初の生ごみを入れる
参考情報
- 取扱説明書 家庭用生ごみ処理機 MS-N25(新しいタブで開きます)(パナソニック株式会社)
- パリパリキュー PPC-15 取扱説明書(新しいタブで開きます)(シマ株式会社)
- loofen 取扱説明書 家庭用生ごみ乾燥機 SLW01(新しいタブで開きます)(株式会社ルーフェン)
- 生ゴミ処理機ナクスル(NAXLU)の使い方と仕様(新しいタブで開きます)(株式会社伝然)
- 使い方マニュアル(新しいタブで開きます)(株式会社エコ・クリーン)
に確認した内容です。価格や条件は変わることがあるため、購入前に公式情報をご確認ください。
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